書道家 中本白洲(はくしゅう)の公式ブログ

日本人としての『たしなみ』書について学びましょう!

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日本書道教育学会『不二』 9月課題 参考手本

   

方圓庵記 8月 『米芾 方円庵記』

 

日下部鳴鶴 身・・・jpg

日下部鳴鶴(くさかべめいかく) 1838~1922 天保9年8月18日生~大正11年1月27日没、85才 書家 彦根藩士、田中惣右衛門の次男として江戸藩邸で生まれる。 初名八十八、三郎、内記等、後に東作と改める。号は鳴鶴、晩年には野鶴、老鶴等の別号も用いた。22才の時、彦根藩士日下部三郎右衛門の長女と結婚、日下部家を嗣ぐ。幼時、実兄から巻菱湖(まきりょうこ)の真跡手本を借りて書を習う。明治初年31才の時東京に招かれ、新政府の太政官小書記官から大書記官に進み正五位に叙せられる。三条実美(さねとみ)や大久保利通(としみち)の信任、恩恵を受ける。 大久保利通 が11年暗殺されるに至って、大きな衝撃を受け世はあまりにも哀れで無慈悲であり。この社会に左右されていては所詮 哀れの人に終わるかしかない。日下部鳴鶴は、翌年12年になると一大決意を持って官を辞して野に下ることを覚悟し書道研究に専念、明治13年来日した中国の楊守敬(ようしゅけい)に啓発され、特に北碑の書(六朝書)を研究、明治、大正の書道界を風靡し、世に「鳴鶴流」と称され、我が国の書道界に残した功績は非常に大きい。

 

 

日下部鳴鶴 忠正公神道碑

詳細はこちらをご覧ください

日下部東作書

感 恵・・・jpg

孫過庭(そんかてい)「書譜」(しょふ)の一節

書譜 『筆陣図七行』を臨書

孫過庭の節筆(せっぴつ)の解説
縦線に折り目があったと想定
  書譜の「節筆(せっぴつ)」の解説
松本芳翠氏が、紙の折り目の筆のつっかかりを「節筆」と名付けたました
 陣の最終画 本来は横線のみですが筆が折り目にぶつかり上図の様になったと考えられます。

図の最終の点画も折り目にあたり点画を再度書いたものと思われます。

七の右端

行の右側

今月の課題はちょうど紙の折り目にかかった部分でいたるところに「節筆」がみられ、これが線の表情に深みを
加える効果があり、孫過庭はこの折り目を意識的に
使って揮毫したことも推定されますね!

 

 

 

 

 

 

 

たつと・・・秀歌之體大略

 

 

ひとを・・・

9gatu古今和歌集

 

7-31-40

7-31-20

中本白洲全面監修のペン字学習教材です。

 - 月刊競書雑誌『不二』課題の解説

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