書道家 中本白洲(はくしゅう)の公式ブログ

日本人としての『たしなみ』書について学びましょう!

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100分で名著『世阿弥』の風姿花伝に中本白洲出演

      2014/08/19

 

 

 

 

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「風姿花伝」の著者は世阿弥。室町時代に

父の観阿弥と共に能の基本を作った人物です。
世阿弥が生きていた時代、能は猿楽と呼ばれ

、様々な一座が得意技を生かして演じられていました。

激しい競争に生き抜くため、世阿弥は自分の

ノウハウを、子孫のために数多くの

「伝書」として書き残しました。

その中で最も有名なのが「風姿花伝」です。

演技論、芸術論として書かれた書物ですが、

その内容は明解で示唆に富み、

人生論として読むことが出来ます。
番組では、「風姿花伝」を解説しながら、

今日の競争社会で良い仕事をするためには、

何が必要なのか。またより良い人生を送るためには、

どんな心がけが大切なのかを解説しました。

—————————————–

今回の出演は私中本白洲が世阿弥に

扮して出演のため

顔がはっきり映らないように、スタジオでは

スモッグを炊き薄暗い中で、世阿弥が

風姿花伝書を書いている場面を

設定して、揮毫しています。

大学時代、学園祭で菊池寛の「父帰る」を

英語劇として英語で私は

主役を主演をしたことが思い出され

舞台ではまったく、落ち着いて

風姿花伝の一節を、揮毫出来ました。

スタッフのみな様の行き届いた接遇で

楽しく、気持ちよく出演出来ました。

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この姿は世阿弥の生きた室町時代の服装です。

素襖(すおう)をまといました。

鎌倉時代以降礼服化していった直垂(ひたたれ)の中でも、

簡素で古様なものが室町時代になると素襖(すおう)

と呼ばれるようになった。初めは下級武士の普段着だったが

、これが室町時代末期になると礼装となる。

纏った素襖(すおう)は

麻生地でシャキッとした、大変歩きやすく、背筋も伸び

大変き心地の良い着物でした。

 

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このシーンは室町時代に生きた世阿弥が『風姿花伝』書を書いている姿です。 中本白洲でなく世阿弥の姿にするため、私の姿をスモッグを炊きぼかしています。撮影スタッフ、カメラマンのフットワークが素晴らしい。 普通画像をぼかすのであればカメラのピントを緩めれば済むことでが スモークで画像をぼかすことにより、幻想的は雰囲気を表現したのです。          当日は広いスタジオに私一人、多くのスタッフ連携が勉強になりました。

世阿弥は、若くして独り立ちしたころの「初心」を

忘れるなと説いた。

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さらに世阿弥は、若い頃の「初心」とは

中年や老年になっても、新たな「初心」が

生まれると語っている。

世阿弥の言う「初心」とは「若い頃の最初の志」

という単純な意味ではないのだ。

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世阿弥にとって舞台とは勝負の場であり

そのためどんな時でも、観客をひきつける秘策を

用意しておくべきだと記した。

権力者や大衆の人気という不安定なものを

つなぎとめるためには、

マンネリに陥ってはならないと説いている。

人生に戦略を持つことの大切さを説いています。

 

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『目前心後』

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書の『意前筆後』と相通ずるものが

あります。

世阿弥は、「目前心後(もくぜんしんご)」ということばを用いています。

「眼は前を見ていても、心は後ろにおいておけ」ということ、

すなわち、自分を客観的に、外から見る努力が必要だ

いっているのです。

これは、単に演劇の世界に限ったことではなく

後姿を見ていないと、その見えない後姿に

卑しさがでていることに気付かない

と世阿弥は言っています。

歳を重ねれば重ねるほど、地位が上に行けば

行くほど、前を見ることが要求され、

自分の後姿を見ることを忘れてしまいがちですが、

自分が卑しくならないためには、

自分を突き放して見ることが必要なのです。

全体の中で自分を客観的に見ることは、

いつの世でも難しく、しかし必要とされる

ことなのです。

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役者たる者、ひとりよがりな演技をしてはならない。

客をどう引き付けるかが肝心であり。

そこで世阿弥は、自分の演じる姿を、客観的に自分の外から

見るように心がけろと言っています。

自分の姿を左右前後から、よくよく見なければならない。

それが「離見の見」です。

これが「離見の見(りけんのけん)」です。

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